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詰将棋を毎日続けるコツ

筆者は毎日詰将棋のトレーニングをしています。詰将棋はウェイトトレーニングに似ているところがあり、数日サボると勘が鈍ります。かといって短期で効果がでる訳でもなく、地道で継続的なトレーニングが要求されます。

無理のない設定で

毎日4問とか達成しやすい目標設定をすると良いです。

筆者は5手詰を毎日50問と設定したことがありましたが、やや無理がありました。嫌になって数日サボるより、無理のない目標設定で続けた方が勘が鈍りません。

気に入った書籍はPDF化か電子書籍も買う

気に入った詰将棋本はもう一冊買い、裁断してPDFデータにしています。もしくは電子書籍版を買います。

筆者は浅川書房の「ハンドブックシリーズ」を2冊づつ買って1冊をPDFデータにしています。本を持ち運ぶ必要がなくなります。寝ながら解いたり、防水のスマフォやタブレットならお風呂の中で解くこともできます。

「解く時間と場所と作業内容」を事前に決めてしまう

「解く時間と場所と作業内容」を事前に決めておくと習慣化しやすくなります。事前に条件を設定することで、頭でやろう!と思うのではなく、体が勝手に動いてしまう感覚です。

例えば「眠る前に布団での中で10問を解く」でも構いません。筆者の場合、自宅に帰る前にカフェに寄って最初に詰将棋を解くと決めています。5手詰〜7手詰をメインに8冊ほど用意して、毎日30問を解いています。

これは「イフ・ゼン実行プラン」と呼ばれる手法です。動く条件を明確にすることで習慣化します。心理学者であるウォルター・ミシェル『マシュマロ・テスト』(早川書房)でこの手法を知りました。最初に知ったときはこんな単純な手法でうまくいくだろうかと思いました。

勉強の習慣化だけでなく、悪い習慣をやめたり、自分の感情や欲望をコントロールするときにもこの手法を使います。


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独学で初段を目指す方向けに書いています。様々な勉強法や次の一手問題を発信します。
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