初段になるまで5年かかりました
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筆者の場合、初心者から初段(プロ棋士に2枚落ちで勝てるレベル)になるまでに5年かかりました。参考のために学習過程をまとめておきます。
1年目:迷走期
最初は何から始めて良いのか、右も左もわからない状況です。
当初は 将棋教室に通うつもりでしたが、子供向けの教室がほとんどで、筆者のような中年男性が入れる教室がほとんどないことがわかりました。ということで独学で始めました。
最初に買った本は『羽生の頭脳』シリーズです。当時、将棋連盟の売店で全巻セットが売っていたので、まとめ買いをしました。読めるだろうと考えていたのです。当然ですが難しく挫折をしました。
買った後に知ったのですが『羽生の頭脳』シリーズは有段者向けの本です。
その後も手当たり次第おもしろうそうなタイトルを買っては、読めないを繰り返していました。
定跡書は駒を動かさず、頭の中で読むというやり方です。
当然ながら本の途中で挫折し、読めない本がたまっていきます。
詰将棋は3手詰を数回繰り返した程度で、まったくやりませんでした。
2年目:棋譜管理アプリを使って定跡書を読みはじめる
頭の中で定跡書を読む限界を感じていました。
タブレットの棋譜管理アプリを使って、分岐を保存しつつ画面上で指で駒を動かしながら読む勉強法に変えました。
棋譜管理アプリを使うことで、変化手順を記憶したり、過去の局面に簡単に戻せます。
定跡書を読むのが格段に楽になり、なんとか最後まで読み通せるようになりました。
戦法をノーマル四間飛車に固定しました。
最初は分からないまま、四間飛車を指しては負けて、定跡書を読み直す日々が続きます。
「四間飛車の独学方法」の記事でも書いたように、四間飛車は定跡が多く、独学に向いていると言えます。逆に言えば、定跡が多いので学習コストが高いです。
過去に出版された四間飛車の本を買っていき、四間飛車の定跡書をほとんど読みました。
特に藤井猛さんの本は繰り返し読み、一番影響を受けました。
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