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手番と実質的な手番

次の局面は先手が7一に飛車を打った局面です。手番はどちらでしょうか?ゲームの手番は後手ですが、4一の金取りを受ける必要があり通常は手抜きができません。後手は自由な手が指せないため、この場合実質的な手番は先手が握っています。

将棋の解説で「ようやく手番が回ってきました」という言い方をします。これはようやく実質的な手番が回ってきて、自由に打てる局面になったと言う意味です。

先ほどの局面のように自由に打てない局面は、ゲームの手番は自分でも実質的には手番ではないのです。


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