盤面を広く見る工夫
相振り飛車で先手が三間飛車+穴熊、後手が向かい飛車+美濃の中盤の局面です。後手の次の一手を考えてください。
△1七角成が正解です。▲同桂に△8七銀のB面攻撃が決まります。
▲8六飛△8八銀成▲同飛。
△2六歩で後手の優勢です。
盤面を広く見る工夫
では実戦で、どうすれば盤面を広く見られるのでしょうか。すぐに試せる工夫として
- 4隅のマスを確認する癖をつける
- 盤面から距離を置く
です。
「4隅のマスを見る癖をつける」は、中盤以降、局面が複雑になってきた時に試してみたい習慣です。
「盤面から距離を置く」はネット対戦ですとタブレット、スマフォを少し離れた場所に置くことで実践できます。
どちらも盤面を冷静に客観的に見るための工夫です。
あとは実戦経験を積んでいき、終盤でも冷静になるようにメンタルを鍛えるしかありません。終盤で熱くなると、局面の見え方が狭くなり勝ちにくくなります。
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