金無双(二枚金)
相振り飛車の戦いで指される囲い。
少ない手数で囲えるので、早く攻めることができる。
弱点は4筋。銀が壁になっているので、中央で戦いおこると玉の逃げ場がない。状況に応じて2八の銀を3九に下げたり、二六歩と盛り上げて銀冠して玉を広くする。矢倉に組み直す場合もある。
端攻めは2八の銀があるため、美濃囲いより耐久性がある。
金無双は下図のように浮き飛車で構えてバランスをとることが多い。7六と6六の歩を突いて飛車の横利きを通し、玉頭への守りだけでなく、2六飛と回る攻め筋を見せる。
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