次の局面で後手の次の一手を考えてください。

△6二銀ではっきり優勢です。▲5一龍という下段飛車の攻め筋を消しているのが大きいです。

実戦では龍に構わず、攻め合いを選びました。

次のように先手は下段飛車から金打ちの攻め、後手の玉は「銀冠の小部屋」に逃げました。後手は危ない形ですが、これでも後手はまだ優勢です。ただし△6二銀の方がはっきりと優勢です。

先手は斜めに利く駒（銀）を持っているため、下段飛車の攻めがより厳しくなります。

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