後手番の次の一手を考えてください。

先手玉の近くの6筋の位を活かします。△6六角から即詰みがあります。

△6六角▲6七玉に「△5八銀」の銀のただ捨てが決め手です。

▲同玉に△4八角成とさらに角を捨てます。

▲同玉△3六桂▲5七玉△6六金▲5八玉△4九飛成までです。

6筋の位が大きい役割を果たしています。

詰将棋でも位や拠点が重要な役割を果たすことが多いです。逆に言えば、玉の近くに位や拠点を作られてしまった場合は軽視しないことです。

Amazonで電子書籍『完全独学で初段を目指す将棋勉強法』を販売しております。本記事で勉強法に興味を持たれた方はご支援をよろしくお願いいたします。