タテの戦いが多い相振り飛車で採用される囲い。 囲い自体が攻撃性を持っていて、上部からの攻めに強い。 特に石田流には有効で、3七にいる銀を2六、3五と囲いの外にでることで、浮き飛車を圧迫することができる。 組み上げるのに手 […]

5八の金がいない美濃囲い。本美濃より堅さはないが、遠さを得ることができる。 対棒銀戦や角交換系の戦いでは、バランスをとるため5八にいるはずの金は左辺エリアを守っていることが多いため、片美濃が現れやすい。

中央上部に手厚い囲い。 片美濃より組み上げるのに一手多くかかる。

木村義雄14世名人が愛用した囲い。 中央上部に手厚く、現代では中飛車で採用されることがある。

相振り飛車の戦いで指される囲い。 少ない手数で囲えるので、早く攻めることができる。 弱点は4筋。銀が壁になっているので、中央で戦いおこると玉の逃げ場がない。状況に応じて2八の銀を3九に下げたり、二六歩と盛り上げて銀冠して […]

居飛車、振り飛車ともに採用される囲いです。 居飛車が穴熊にする場合は居飛車穴熊、振り飛車が穴熊にするときは振り飛車穴熊とも言われます。 玉が盤上の角に居て、遠いです。すぐに王手がかからない形です。 組み上げるのに手数がか […]

美濃囲いから組み替えた囲いです。厚みがあり、美濃囲いの弱点だったコビン攻めに強い囲いです。3七の桂や4七の金が攻めに使えることができます。美濃囲いより飛車の可動範囲が広くなりますので、高美濃囲いにして、中飛車にする展開も […]

居飛車、振り飛車の両方で採用される囲いです。 銀冠は上部に厚みがタテの攻めに強いです。横からの攻めは美濃囲い、高美濃囲いよりは強くないですが、矢倉よりやや強いです。全体的にバランスがとれた囲いと言えます。 最終盤で玉を1 […]

美濃囲いは振り飛車が採用する囲いです。飛車を左辺に振って、玉を右辺に囲います。 横からの攻めに強いです。横からの攻めに限定すれば穴熊囲いと同じくらいの堅さがあります。しかも組み上げるまでの手数が短く、玉を素早く囲んで速攻 […]